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ドラゴンボールZ 地球まるごと超決戦 : ミニ英和和英辞書
ドラゴンボールZ 地球まるごと超決戦[どらごんぼーるぜっと ちきゅうまるごとちょうけっせん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
: [ち]
  1. (n,n-suf) earth 
地球 : [ちきゅう]
  1. (n,adj-no) the earth 
: [たま, きゅう]
 【名詞】 1. globe 2. sphere 3. ball
: [ちょう]
  1. (n,n-suf,pref) super- 2. ultra- 3. hyper- 
: [けつ]
 【名詞】 1. decision 2. vote 
決戦 : [けっせん]
  1. (n,vs) decisive battle 2. deciding match 3. play-off 
: [いくさ]
 【名詞】 1. war 2. battle 3. campaign 4. fight 

ドラゴンボールZ 地球まるごと超決戦 : ウィキペディア日本語版
ドラゴンボールZ 地球まるごと超決戦[どらごんぼーるぜっと ちきゅうまるごとちょうけっせん]

ドラゴンボールZ 地球まるごと超決戦』(ドラゴンボールゼット ちきゅうまるごとちょうけっせん)は、1990年7月7日に公開された『ドラゴンボール』シリーズの劇場公開作第6弾である。監督は西尾大介
夏休みの東映アニメフェア「鳥山明THE WORLD」として三本立てで上映されたうちの一本。同時上映作は『Pink みずドロボウあめドロボウ』、『剣之介さま』。
== 解説 ==
邦画配給収入8億円、観客動員数220万人〔『予約特典・ドラゴンボール最強への道・劇場版ご近所物語A5サイズ前売特典冊子』8頁。〕。1996年初頭時点におけるビデオ販売本数は3万8千本〔。
時期的には、「悟空の道着の、胸と背の悟マークから考えて、悟空がナメック星に到着した頃の話と思われる。だがターレス戦の舞台は地球という、劇場版ならではの矛盾もある」と『ドラゴンボール大全集』には記述されている〔渡辺彰則編「DBZ THE MOVIE BATTLE STORIES NO.3『地球まるごと超決戦』」『ドラゴンボール大全集 6巻』集英社、1995年12月9日、ISBN 4-08-782756-9、60頁。〕。ただし、サイヤ人戦で死亡したZ戦士全員が生きていることや〔ヤムチャの道着の裏に描かれたマークは界王のマークになっている。〕、孫悟飯の髪型など、原作とは細かい差異がある。
オープニングが、全作品で唯一レギュラーアニメと異なる演出で構成されている。また、本作では初めて神龍がちょっとしたギャグテイストで描かれ、元気玉が1度の戦いで2度使用されるなど、他の作品と異なる描写が多い。
サブタイトルは人気テレビ番組をもじったもの〔渡辺彰則編 「ANIMATION'S GLEANINGS DBアニメの舞台裏 Planning PART2・TVスペシャル&劇場版編」『ドラゴンボール大全集 補巻』集英社、1996年8月18日、ISBN 4-08-102019-1、68頁。〕。神精樹の設定は朝鮮人参がモチーフとなっている〔週刊少年ジャンプ特別編集「映画超決戦座談会」『鳥山明THE WORLDアニメスペシャル』集英社、1990年10月10日、雑誌29939-10/10、133頁。〕。プロデューサーの森下孝三がお土産にもらったものであり、朝鮮人参は畑の養分を吸いつくして大きくなるという話から考えられた〔渡辺彰則編「'89〜'90memorial」『ドラゴンボール大全集 6巻』68頁。〕。神精樹のデザインは原作者の鳥山明が担当。鳥山がキャラクター以外のデザインをするのは珍しいケースである〔ジャンプ・コミック出版編集部編「鳥山明アニメデザイン集」『テレビアニメ完全カイド「DRAGONBALL Z」孫悟空伝説』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、2003年10月8日、ISBN 4-08-873546-3、140頁。〕。
本作のキャッチコピーは「悟空が二人!?」となっており、悟空と同じ顔のキャラクターが初めて登場した作品である。顔が同じということから、ターレス役も悟空役の野沢雅子が兼任し、さらには息子の悟飯までと一人三役を演じた。脚本を手掛けた小山高生は、故意に野沢を困らせてやろうと悟空、悟飯、ターレスの会話の部分を増やしたが、野沢は全く困ることなく演じたため、驚いたと語る〔ジャンプ・コミック出版編集部編「天下一座談会 鳥山明×小山高生×野沢雅子」『テレビアニメ完全カイド「DRAGONBALL」〜天下一伝説〜』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、2004年7月2日、ISBN 4-08-873705-9、88頁。〕。共演者からも「凄かった」「見どころ」と評され、野沢も「役者として最高に幸せです」と述べている〔週刊少年ジャンプ特別編集「鳥山明THE WORLDアニメ設定資料館 ドラゴンボールZ 地球まるごと超決戦」『鳥山明THE WORLDアニメスペシャル』176-185頁。〕。
鳥山明が考えていた原作では描かれていない裏設定では、サイヤ人は顔の種類が少ないというものがあり、それを聞いたアニメスタッフにより「悟空と同じ顔の敵は面白い」と本作のターレスや、後にテレビスペシャルで登場するバーダックが作られ〔ジャンプ・コミック出版編集部編『ドラゴンボール完全版公式ガイド Dragonball FOREVER 人造人間編〜魔人ブウ編 ALL BOUTS & CHARACTERS』198頁。〕、本作では階級ごとに別々の育てられ方をするため、同じ階級の者は同じ顔になるという設定が登場している〔『東映アニメフェア'90夏 鳥山明 THE WORLD』パンフレットより。〕。
本作の公開後に荘真由美が降板したため、荘が演じるチチが登場する映画は本作が最後になった。以降はプーアル役で出演していた渡辺菜生子に引き継がれている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ドラゴンボールZ 地球まるごと超決戦」の詳細全文を読む




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